WordPressデータベースSQLのバックアップ

WordPressはSQLデータベースに記事が保存されていることはご存じだと思う。
通常のホームページであれば、ローカルで作成したhtmlファイルをアップロードするわけであるので、ローカルにもサーバにもファイルが存在する。ローカルのファイルをバックアップしておけばよほどのことがない限りファイルの消失は避けられる。

しかし、Wordpressを含めブログのシステムはブラウザ上から記事を投稿し、保存先もサーバ上のSQLデータベースに保存されている。したがってローカルに記事のコピーは存在しない。
当然のことではあるが、バックアップを取る際にはこのSQLデータベース上の記事データを保存しなくてはならないが、通常考えられるやり方はphpMyAdminでバックアップを取る方法などであるが、例えばファーストサーバの場合コンフィグレータにID・パスを入力してアクセスし、さらにphpMyAdminにID・パスを入力してアクセスするなど手間が多い。

そこで登場するのがWordpressプラグインのWP-DBManagerである。
これは、Wordpress上からSQLデータベースのバックアップを取ってしまおうという、とても便利なプラグインであり、復元もできるすぐれものである。
今回はWP-DBManager2.11(日本語版)MMRT daily lifeさんのページからダウンロードさせていただいた。

MMRT daily lifeさんのページにも解説が書かれているが、例の通りファーストサーバでの運用には若干読み替えが必要であるため記憶のかけらを残しておく。

mysqldumpのパス: /usr/local/mysql/bin/mysqldump
mysqlのパス: /usr/local/mysql/bin/mysql

と書かれているが、ファーストサーバでは赤文字が消えない。パスが違うことは容易に想像できるが、ファーストサーバのヘルプを調べてもそうそうパスの記述まで出てこない。

コンフィグレータにアクセスしphpMyAdminを起動し調査したところ、mysqlのパスは「/usr/local/mysql」であることが判明した、赤文字も消えた。
しかし、mysqldumpのパスだけはどうしても探せなかった。一応「/usr/local/mysql」を入力することで赤文字は消えたが、DBバックアップの際には「MYSQLダンプロケーション」を「はい」にしないとバックアップに失敗する。
一応この設定でバックアップファイルが作成されたことまでは確認済みであるが、検証を行っていないため、使用に関しては自己責任でお願いする。