ファーストサーバーでwordpressを設置するための覚書メモ。
UTF-8で設置するためには文字化け対策が必要です。
1.データベースの設定
ファーストサーバでデータベースを設定するには「コンフィグレータ」にアクセスしデータベースを設定する必要があります。
データベースを使用するためには「データベースの開始」が必要です。
詳しくはファーストサーバのコンフィグレータかサポートウェブでご確認ください。
2.wordpressのダウンロード
wordpressはhttp://wordpress.xwd.jp/からダウンロードします。
現在のファーストサーバのPHPのバージョンは4.4.7、MySQLのバージョンは5.0.24aなのでwordpressはME 2.2.1を使用しました。※MySQLはホスティングの契約プランによって使えないこともあります。詳しくはファーストサーバーでご確認ください。
3.ファーストサーバーの初期設定
まずはコンフィグレータにアクセスしてデータベースの設定を行います。コンフィグレータにはhttps://ドメイン名/admin/でアクセスできます。
コンフィグレータにアクセスしたらデータベース機能メニューからデータベース管理を選択します。
次にデータベース用管理者アカウントの発行を選択し、発行されたID・パスワードはメモしておきましょう。(メールでも送信されてきます。)
次にMySQLを起動します。データベースの起動・停止メニューから稼働するをクリックするだけです。
最後にデータベースを作成します。メニューからphpMyAdminにアクセスします。アクセスする際に先ほど作成したID・パスワードが必要になります。新規データベースを作成する欄に任意のデータベース名を入力し作成を押します。
4.wordpressのインストール
ダウンロードしてきたwordpressのZipファイルを解凍します。WindowsXPであればデフォルトで解凍できるでしょうが、私はNoahを使用しています。
解凍してできたフォルダをFTPでアップロードします。アップロードするファイルが多いのでいつもはFFFTPを使用していますが、大量のファイルをアップロード・ダウンロードするとき、最近はMagicMirrorというFTPソフトを使用しています。ファーストサーバの場合、同時に10までコネクションができるので時間を短縮できると思います。
パーミッションの変更など、細かな方法はhttp://wordpress.xwd.jp/begin/で詳しく書かれています。
アップロードが終わったらアップロードしたフォルダにブラウザからアクセスします。
データベース接続詳細の入力方法は以下のとおりです。
- データベース名
データベースを作成したときに入力したデータベース名を入力します- ユーザー名
コンフィグレータのデータベース管理でデータベース用管理者アカウントの発行で作成したIDを入力します- パスワード
コンフィグレータのデータベース管理でデータベース用管理者アカウントの発行で作成したパスワードを入力します- ホスト名
コンフィグレータのデータベース管理に入ったときに表示されるデータベース情報のデータベースサーバ ホスト名を入力します- テーブル接頭語
デフォルトのままでOKです- ブログの文字エンコード
UTF-8(変更できません)
情報が入力できたら次へ進みます。問題がなければ引き続きインストールを促してきます。
最後にブログ名とメールアドレスを入力してインストールは終了です。まだ文字化け対策を行っていませんので念のためブログ名には英数字を使用しました。
最終画面にはパスワードが表示されますのでメモしましょう。管理画面にログインできたら忘れずにパーミッションを元に戻しておきましょう。パスワードも変更しておいたほうが良いかもしれません。
5.文字化け対策
ファーストサーバーではPHPがEUC-JPが初期値で設定されているため、このままでは投稿が文字化けしてしまいます。.htaccessを作成し以下の内容を記述します。
php_flag mbstring.encoding_translation off php_value default_charset "UTF-8"
これで一応UTF-8で日本語が投稿できるようになります。